転職・求職

「辞める理由」が転職活動に影響を及ぼす!

「今の仕事を辞めて、新しい環境で仕事をするために転職したい」と思っている場合には、どうして今の仕事を辞めて転職したいと考えるようになったのか、その理由を考えてみましょう。

今の会社に入社する際には、「今までの経験を活かした仕事がしたい」「頑張って高い給与がもらえるようになりたい」「周りの人たちと良い関係を築いて楽しく仕事がしたい」など、未来への希望があったはずです。

前向きな気持ちで入社したはずなのに、その会社を辞めて転職しようとしているということは、どこかにネガティブな理由があるはずです。

ネガティブな要素を自分の中で整理しないままで転職活動を始めると、良い結果に辿り着けないことが少なくありません。

ネガティブな理由が無意識に転職活動に悪影響を与える

人間は危険や不安を察知すると、防衛本能から、そのことに対する意識が強く働くようになります。

それは転職活動においても同様です。

例えば、転職したいと考える理由が「人間関係が良くない」ということであったとしたら、転職活動をしている時にも、「またギスギスした人間関係の職場だったらどうしよう。」「意見のあわない上司だったらどうしよう。」などと考えてしまいがちです。

そのため、「アットホームな会社」「みんな仲良く働いている職場」「一人で作業がでる環境」などという自分に都合のいいフレーズに惹かれてしまい、本来自分が叶えたかったキャリアプランやスキルアップを疎かにしてしまうことにも繋がってしまいます。

しかし、また同じような嫌な経験はしたくないと考えてしまうのは「本能」なので、それに逆らうことは難しいです。

そうであるなら、考える角度を少し変えてみるのも一つの方法です。


転職する理由の棚卸し

人間関係のトラブルなど、仕事の本質以外のことが原因で転職したいと考えている場合には「そもそも何を求めて今の会社に入社したのか」を思い出してみましょう。

入社当時に思い描いていた理想を、もう一度巻き戻して考えてみることも大切です。

仕事内容、給与、休日、勤務時間、キャリアアップなど、何を求めて今の会社への入社を決めたのでしょう。

それらの条件は、別の会社に転職することで、より高いレベルで実現することはできるでしょうか。

当時よりも仕事の面でスキルアップしているのなら、次のステップを目標に据えることもできます。

その目標が、「今の会社を辞める理由」にもなります。

また、自分でどんなに努力をしても改善できない職場の人間関係は、自分だけで解決できる問題ではありません。

その状況から離れることは「逃げ出す」ことにはなりません。

「次のステップに進むために、今の会社を辞めて転職する」という意識に切り替えることが大切です。

ネガティブな転職理由をポジティブな理由に置き換える

他のネガティブな理由で転職を考えるケースも同様です。

「仕事量に対する給料が低すぎた」のではなく「自分の能力に見あう給料を出してくれる会社に転職する」、「休日が少なくてしんどかった」のではなく「充実した労働環境で本来の自分の実力を発揮できる環境の会社に転職する」など、ポジティブな転職理由に置き換えましょう。

その上で、本来自分が叶えたかったことを一から洗い出してみるのです。

ポジティブな転職理由に置き換えて気持ちを切り替えることで、自分自身がポジティブになれるだけではなく、転職活動にあたって、目先の些細なメリットに目を奪われることも避けられるようになります。

「本当に自分が働きたい理想の会社への転職」を叶えるため、ポジティブな気持ちで、仕事選びの眼鏡を曇らせないことが大切です。

前向きな転職活動

ポジティブな気持ちに切り替えることができてきたら、今までの職場への未練や心残りも少なくなっていきます。

前向きな気持ちで転職活動を始めましょう。

自分の理想とする仕事がクリアに見えてきている分、冷静に会社の求人要項と自分の希望を比較検討することができるようになっているはずです。

転職エージェントなどを通して転職する際にも、担当者に自分が希望する仕事の条件をわかりやすく説明できるでしょう。

「転職理由の棚卸し」は、面接の際にも役立ちます。

「どうして前の会社を辞められたのですか?」という質問に対しても、前向きな要素を含んだ回答をすることができますし、ぶれることなく自分の仕事に対する希望や目標を話すことができるはずです。

採用面接では、面接官から様々な質問が投げかけられます。

時にはネガティブな回答を引き出そうと、少し意地悪な問いかけをされることもあるかもしれません。

そんな時でも、とっさに前の会社の悪口を言ってしまって、悪い印象を与えることもありません。

職場雰囲気の確認

少し余談になりますが、新しい職場の人間関係が気になるという人が少なくありません。

こればかりは入社して配属が決まり、働いてみないと分からないことが多々ありますが、どうしても気になる場合は、面接の際などに、「実際に仕事をしている現場を見てみたい」などと、職場見学ができるかどうかを確認してみるのも一つの方法です。

可能であれば、同じ職場で働く方との面談を希望してみるのも良いかもしれません。

実際に、職場見学や社員との面談に応じてくれる会社もあります。

現場を見たり、現場で一緒に働くことになる人と話すことで、職場の雰囲気だけでなく、仕事の内容や進め方、環境までを実感することができるのですから、一石二鳥といえます。

まとめ

採用面接に暗い顔をしてやってくる応募者より、目を輝かせながら明るい雰囲気でやってくる応募者の方が、企業にとっても印象が良いのは当然のことです。

無理に前向きさを演出したとしてね、どこかで無理が出てきてしまいます。

だからこそ、「今の仕事を辞めるポジティブな理由」をはっきりと意識することで、転職に対する前向きな気持ちをもつことが大切になります。

転職活動は、つらくてしんどいと感じる時期があるかもしれません。

そんな時でも、自分の理想とする転職への強い思いを持ち続けることこそが、本当に自分が望んでいる転職を成功させることにつながるのではないでしょうか。



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